最近twitterで話題になっていたコチラのツイート。
信じられるか…?これが紅白にも出てYouTube2億回再生達成した楽曲の制作環境なんだぜ…? pic.twitter.com/Yw4n56TKQy
— 腰痛P@新曲「腰痛で会社を早退」 (@Tencyou_P) January 10, 2021
最近DM等で作曲機材は何を使ってますか
的なご質問を多く頂くのでPC↓
・MacBook pro (2010)
ヘッドフォン↓
・audio-technica(ATH-M40x)
DAWソフト↓
・logic pro xだけです。
ご飯食べるテーブルに
PC置いて作ってます。
最低限すぎる質素な環境だけど
やる気さえありゃ
なんとでもなるかな、と pic.twitter.com/LiZCVQyyWK— Ayase (@Ayase_0404) September 2, 2019
ここでAyaseさんの経歴を見てみましょう。
YOASOBI Ayaseさん経歴
来歴
2018年12月24日にニコニコ動画とYouTubeにVOCALOIDを使用した初の楽曲「先天性アサルトガール」を投稿し、音楽家デビューを果たす。
2019年4月30日に投稿された5曲目「ラストリゾート」で初の殿堂入り(10万回再生)。
2019年11月17日に開催されたTHE VOCALOiD M@STER43より発売された1st EP『幽霊東京』は当日即完売。2021年現在もデジタル盤ダウンロードやBOOTHでCDの購入が可能である。
2019年11月22日に投稿されたにじさんじ所属バーチャルYouTuber・緑仙の楽曲「エヴァーグリーン」の作詞作曲、編曲を担当。これが初の楽曲提供となる。
2019年11月に幾田りら (ikura) と共に「小説を音楽にする」ユニット「YOASOBI」を結成し、翌月同ユニットで1stシングル「夜に駆ける」をリリースした。
2020年3月21日に投稿されたTHE BINARY midoの楽曲「命が泣いていたんだ」の作詞作曲を担当。
2020年3月24日、VOCALOIDを使用した楽曲「シニカルナイトプラン」のミュージックビデオをYouTubeとニコニコ動画に投稿。それから2日後、ニコニコ動画では〈VOCALOID〉、〈初音ミク〉タグでランキング1位を獲得し、YouTubeではすでに10万再生を突破した。
2020年8月29日に投稿された、ユニット・すとぷりのメンバーであるさとみの楽曲「ワンダラー」の作詞作曲、編曲を担当。自身のニコニコ動画とYouTubeには、初音ミクVer.が投稿されている。
2020年9月9日に投稿された、バーチャルサーカス団VALISの楽曲「開幕ゼノパレード」の作詞作曲、編曲を担当。
2020年12月31日、YOASOBIのメンバーとしてNHK紅白歌合戦に初出場を果たす。
2021年1月6日、YOASOBIとして初のCD作品『THE BOOK』及び タワーレコード限定で『THE BOOK』の収録曲を初音ミクがカバーした作品『MIKUNOYOASOBI』をリリース。
人物
- 5歳からピアノを習っており、小学生の頃に国際コンクールに出場していた。
- 高校時代にバンド活動が本格的にスタートし、ボーカル担当で9年間活動していた。
- 後に体調を崩しバンド活動ができなくなってしまった時に、この時間に1人で音楽が出来る方法はないかと探しボーカロイドに出会う。
- EXILEなどJ-POPの歌手に憧れて音楽の道に進む。
本題:DTMはこんなシンプルなものでも良いの?
ズバリ結論から言います。
音楽製作で右も左も分からない人はこのスタイルは目指すべきではありません!
なぜならこのスタイルは、最終的にAyaseさんにとって最適化されたスタイルだからです。全員が同じようにこのシンプルなスタイルを貫ける訳ではありません。
作曲、編曲でしたらこの環境でもできますが、このスタイルは音楽理論、作曲ソフトをかなり使い込めるレベルでないと苦行でしかないです。。
「このスタイルでもあんなに売れっ子になれるんだ!俺も目指そう」
「このシンプルなスタイルで貫いているのカッコいい!真似しよう」
なんて考えている人は何も考えていないお花畑な人です。わざわざそんなハードモードを選ぶ必要はないでしょう。
楽曲製作のスタイルは人によって様々です。自分はどんな音楽を作りたいのか、どういう製作方法を取りたいのか、どこまで自分でやるのかを明確にして機材を選んでいきましょう。
趣味で人よりいいクオリティのものを作りたいのなら尚更お金を掛けていった方が時間を有意義に使えます。
後はAyaseさんが元々音楽経験豊富な方だというのもこのスタイルになる理由の一つだと思います。
やっぱり楽器を弾けるというのはアドバンテージが高いですね。特にピアノ、ギター、ドラム、ベース辺りは感覚だけでも知っておくと驚くほど製作スピードが上がります。
音楽はある程度知識、経験を蓄えておくと感覚で曲作りができてしまうところがあります。数ある音楽をしっかり聴き込んで新しいものをどんどん吸収していけば自然と身についていきます。
- 自分の作曲環境は自分で作り出す(人の真似をしない)
- ソフトや機材を買うのは無駄ではない(必要だと感じたら揃えていく)
- 製作スタイルは人それぞれ
- シンプル過ぎる環境だからいい訳ではない(大半の人にとって時間を浪費してしまう)
音楽製作は自分で製作環境を構築することも楽しみの一つ。全て含めて音楽を楽しもう。