今回はMIXに役立つファイルの整理について説明していきます。
編曲が完成するとファイルがたくさんあってどこから手をつけていいかわからなくなってしまいます。また、トラックがぐちゃぐちゃになっているとMIXをやり直すときも大変なので、しっかりプロジェクトの整理を行いましょう。
フォルダトラックを使って整理する
画面いっぱいに作ったトラック。ミックスするとき大変ですよね。。
そんな時はフォルダトラックを使って整理してあげましょう。
トラックの整理ができる。
一括でミュート、ソロボタンを使える。
使い方としては新規トラックを追加か(Shift+右クリック)→フォルダトラックを追加で作成し、ドラッグ&ドロップでフォルダトラックに入れていきます。

ギター、コーラス、フルオーケストラ等、一括りにできるものは全てまとめておきましょう。
グループチャンネルの作成
グループチャンネルとは複数のトラックの出力を一度にまとめてからマスターフェーダーに送る機能です。こうすることで一度に複数のトラックにエフェクトを掛けたりすることができます。(CPUの負担を減らすことが可能)
新規トラックを追加か(Shift+右クリック)→グループチャンネルトラックを追加
作成したら選択したトラックの出力(Output)をグループチャンネルに送ればOKです。

コチラもドラムトラックやギター、コーラス、オーケストラ等複数のトラックを管理する楽器に使ってあげると効果的です。
私はよくドラムトラックをグループチャンネルに送った後、最後にマルチバンドコンプレッサーをかけて微調整をしたりします。
トラックに色づけしよう【カラーボタン】

カラーボタンを使うことで画面がより見やすくなり、作業の効率化にも繋がります。

ツールボタンの中に□のアイコンがあります。トラックを選択した後色を選択します。
一括で色を変えたい場合はペンキマークのボタンを使って複数選択しましょう。
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